2011年02月25日

7期 第6回★2011年2月12日(土)


午前中に行われていた不発弾の処理も、無事おわり
寒波の影響で心配していた雪の影響もうけず
この日も、予定通りに教室を始めることができました。

気がつけば、
とりあえず、半年続けようと始めた会も
もうかれこれ丸3年半も続いています。

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後からメールで寄せられたアンケートです。
じっくり書かれたアンケートを、じっくり読ませてもらい、
皆さんにも紹介したくなりました。

■Q2 参加・今後の抱負

参加します。

野口体操ははっきり言って
面白いか、といわれたら面白くないです。
やった!出来た!という達成感があるわけでもなく、
効能とかも関係なく、
体操なのに理屈こねくり回しているようにも見える。
そういう原初生命体みたいに「ウゴウゴしたところ」が好きです。

■Q3 先生、スタッフに

身体が疲れたから心も疲れてしまったのか、
その逆なのかはよく分かりませんが、
今日は、身体をただ教室に運んで来ただけ、という状態でした。

それでも休む選択は、全くありませんでした。
すると、今の自分に関連ある単語が、突然板書されたのを見て、
(自然の神に対して、恐れ多くも)心の中で舌打ちしました。

無理をして来ている、と思われるでしょうが、違います。

おお、今回は教室に行けた。よかった。
私、先生やスタッフ、みんな。
それぞれの道が重なっている今の状態が、
次回には途切れるかもしれないし、10年先も続くかもしれない。
急に喧嘩別れしたり、私の気が変わるかもしれない。
だから、その時出来る限りの状態で、関わろうという気持ちです。

先生が皆からの「無理するな」発言に
納得いかないのは分かる気がします。
ましてや野口体操の先生に、
体操に関することを無理するな、と言うのは、
生きてることを否定する事になりはしないか?と。
(天候で電車が止まって、どう考えても物理的に来られないのに、
無理やり来ようとするとかならば、無理するな、と思いますが)

そう思うと、ちょうど連続で休んでいて
どういう経緯でアシスタントになったのかを
知らないままなのもあるけれど、大久保さんの回の時に
「イレギュラーな事だし、時間を短縮しても良いのでは?」と
発言したのは不用意だったな〜と反省しました。難しいものです。

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同じくこのM・Oさんのアンケートを、      
高岸先生が野口体操教室のブログでとりあげておられます。

☆★大阪で野口体操を★☆――「今の自分に関連ある単語」
⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/noguchitaisou/diary/201102120000/

併せてお読みください。


それぞれが、ご自分の興味と関心、目的を持って
それぞれに、ご自身の動きや体操を深められています。

高岸先生は今回、次の主題を持って大阪に来られました。

【今回のテーマ】は

「息」と「生き」でした。

「生きているということは、『息をしている』ことであり、生きものは『息するもの』であり、命は『息の内』であり、生き方は『息方』なのである。」

「呼吸こそその動きの本質そのものである。」

「私にとっての呼吸の問題は、あらゆるからだの動きにおける、『ギリギリのからだのあり方』と『ギリギリの呼吸のあり方』との関連を自分のからだの動きを手がかりに追求することである。」

「すべての動きは呼吸いかんによって決定されすべての呼吸はからだのあり方によって決定される。」

「私の“修行”の第一歩は、基礎的な呼吸法を真剣に充分に練習し、呼吸方の各々を、からだの実感としてとらえることが出発である。」
「胸式呼吸法」
「横隔膜式呼吸法」
「全体式呼吸法」

「『衆人は喉で、哲人は背骨で、真人は踵で呼吸をする』」――自然のうちに大隔膜式呼吸が静かに行われているとき、地球との一体感があって、堅い踵も開いている感じがあり、空気を呼吸しているうち、地球の中から『気』が通ってくる感じがするからである。」

「吸息――集合であり、準備であり、貯蓄である。
 保息――結合し、化合し、集中統一され方向づけられる。
 呼息――開放し、行動し、完結する。
 止息――つぎの吸息までの間に、少しの休止。」
(野口三千三)
                           

【今回やられた動き】

すべての動きで、
「『からだのあり方』と『呼吸のあり方』との関連を自分のからだの動きを手がかりに追求」しました。

「水袋」
「その場跳び」(ゆすり)
「呼吸とことば・うた・うごき」
「野口四股」
「波の動き」
「胴体ぶらさげ」
「腕立てはずみ」


では、みなさまの感想です。
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● 今回のテーマについて

・以前に先生が、呼吸法の回は(体調的に)もう出来ないだろう、
 みたいな話をされたのが、すごく印象に残っていたので、
 今回のテーマと内容に驚きました。(M・O)

・呼吸の勉強だけをしたのは、今日が初めてでした。
 呼吸と体の動きについて少し体験したことはありましたが
 改めて、両方の関係を確認することができました。(M・K)

・呼吸の仕方について、今までのモヤモヤが
 取れた気がします。
 大きなヒントをいただきました。(N・K)

・呼吸という、もっとも基本的で大切なことを
 じっくり取り組めていい時間でした。
 少し疲れがたまっているのか、
 終わりの方は、集中力がとぎれてしまいました。(H・T)

・「息することは、生きること」 なんですね。(Y・S)



● 呼吸と動きのこと

・今までの自分の動きには、
 「保息」がなかったのだなと気づきました。
 呼吸のあわただしさが、
 必要以上の力になってしまうのだなと思いました。(G・O)

・朝の散歩のとき、カチッというところまで
 思い切り吸うことができるようになって
 深呼吸というのは、吸うことのように思っていたが
 今日の「息」=横隔膜の上下 で、
 はく、それも長くはくことも呼吸だと分かる。
 吸うときは、一瞬。吸わなくても良いのだろう。
 よくはくことを意識したい。(M・K)

・横隔膜の動きが、いまいち貞くことが出来なかった。
 「生き方と呼吸があっていない」これをみとめる事で
 毎日に変化がおこると感じました。(M・M)

・呼吸が浅くなりがちで、胸や背中が、すぐに固まってしまうので
 今日の体操は、自分でも続けて練習したいと思いました。
 しこを踏む呼吸法も、とてもしんどいと思いましたが、
 今後のことを思って、毎日の体操にしたいと思いました。
 ひざが、動くものだということを知りませんでした。
 息とともに、しなやかに、生きていきたいと思いました。
 ちょっと気持ちが、落ち着いた気がしました。
 今日も、ありがとうございました。(T・K)

・体を動かす練習は、ほとんどしないのですが、
 呼吸だけは、寝る前にたっぷりいろいろふとんに寝た状態で
 やっていました。
 たいがいの体の不具合を大きく呼吸することで、
 いい方向に持ってゆけるようにやっていましたので
 今日は、まわりの方に合わなかったのではーと思いつつ
 ついマイペースになっていました。(A・N)

・普段、息苦しい、息がつまる、息があがることばかりの仕事を
 「息の修行」と言いきかせてますが
 実際は全くできずにぶつかり、ねじれて、へとへとになっています。
 今日の教室を受けて、動きと意識、方向、思いを持った息とが、
 うまくつながることのイメージが自分には無か。
 そんだなぁと思いました。
 体操については、動きの流れと呼吸との関係がもっとよく
 イメージできるように
 なればいいなと思います。(K・W)

・呼吸法練習はぜひ家でもやりたいです。(K・S)

・このテーマは私は2回目ですが、最初に聞いたときは、
 「横隔膜を下げると空気が入ってくる」の話が
 理解できませんでした。
 今は良く分かります。
 ビードロ(ポッピン)が頭に浮かびます。(M・O)

・様々な動きで、呼吸を意識してできるようになりたいです。(H・T)

・呼吸をみてもらったことがありますが
 息が出ていないと言われました。
 その時から、意識しはじめてはいましたが
 やっぱり変わってないなぁと思いました。
 保息してから「やっぱりやめとこう」とする事が多いです、
 こういう性格、仕方ないなと思ってたけど
 そうでもないのかも、保息してから新しく息を出して
 人との関係も新しくつなげていくこともできますね。(A・S)

・月1回であれもこれもと思ってしまいますが
 1つのことを、とことんためしたり、考えたりするだけで
 ほんとうに素晴らしい時間です。ありがとうございました。(A・S)



● その他、

・足のリンパマッサージが、よくわからなかった。(M)

・少しずつ自分と向き合いたいです。(Y・S)



● 高岸先生 スタッフへ

・早く春になればよいのにねー。(M・K)
・いつもいろいろお心配りいただき感謝しています。(M・K)
・いつもお世話さまです。(H・T)
・ありがとうございます。(M・M)
・ありがとうございます。(Y・S)
・いつもありがとうございます。(K・S)

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今回は、それほど大きな動きはしていないと思ったのですが
横隔膜を下げて、大きく息が入ってくるほどに
からだ全体がぽかぽかと、心地よくあったかくなってきました。

普段から、呼吸をしていないのは、
自分でも自覚はしていたのですが
「どうしたらいいのか?」が、わからなかったので
今日の教室は、参加できてよかったなぁと思いました。

呼吸が深く、安定することで、余裕とか人との関わりとか
違ってくることがあるのは、なんとなくわかります。

「体操を通した人間変革」

これからも、じっくりやっていけますように。 (すがの)


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スタッフ 中西  友紀  
     すがの かよ




posted by 大阪で野口体操教室を! at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 教室に参加して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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