2011年、新たな年が明けました。
新たな気分で、高岸先生をお迎えし、
20名で今年最初の野口体操がはじまりました。
【今回のテーマ】は、先月と同様に
「貞(き)く」こと
「ぶら上り」
でした。
先月と今月のテーマが同じになった経緯については、
野口体操教室のブログをお読みください。
「★大阪で野口体操を★☆――この野口体操教室ならではの悦び」
⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/noguchitaisou/diary/201101080000/
「貞(き)く」についての 野口三千三のことばは、省略いたします。
野口三千三のことばは、その日の主題(テーマ)に応じて紹介されて来ました。
今月の主題のひとつ、
「貞(き)く」に関わる野口三千三のことばは、
現場で、
講師のことばとからだの動きと共にやられる実習に委ねる部分が多いものでした。
「貞(き)く」に至った時、野口は次のように言っています。
「今まで体験したあらゆる練習法・思考法・発想法とは全く違って世界があったのだ。『任せる』という本当のあり方はこれだな」
(野口三千三)
「ぶら上がり」について。
「人間が人間であることの基礎感覚は、ぶら下げの感覚である。
『次の瞬間に働くことのできる筋肉は、今、休んでいる筋肉だけであ
る』 『今、休んでいる筋肉が多ければ多いほど、次の瞬間の可能
性が豊かになる』 『……』
このような原理を考えただけで『足で立つ、手で立つ(逆立ち)、臀で
立つ(腰掛)、……』は『ぶら上げ』で、その本質が『ぶら下げ』にあ
ることが分る」(野口三千三)
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【今回やられた動き】
「やすらぎの動き」
「後ろにょろ転」
「ワルツ」
「四つん這いの動き」
「腕立てはずみ」
「波の動き」
「ぶら下げの動き}
「ワルツ」以外は、からだの動きも先月と同じでした。
・同じテーマでも、
(高岸先生と大久保さんと)
それぞれ色というか、気配が違うなと思いました。
ピリッとした感じ?(K・W)
・大久保さんの体操があって、今日の高岸先生の体操があって
相乗効果で、今日はとてもおもしろかったです。(T・K)
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● 「貞(き)く」について
・全く理解できなかった「貞(き)く」でしたが
からだを通すと、感じることができるようになってきました。
感じるだけで、なかなか体が動かないのは相変わらずです。
今日の「効く」は、背中。
随分と、ほこほこと温かくなって帰れます。
部分ですね。(N・M)
・まだ動作の事が気になり、本筋からはなれてしまいます。
これからは、多くの事を頭に入れず、貞(き)く事に専念します。
(M・M)
・今までより、貞(き)きながら出来たように思います。
ただ、貞(き)くのを見失った時、
動きの方向性を見失い困りました。(Y・M)
・「貞(き)く」ことに
自分の特に伝わらないかたい所、肩口、腰から上の背中を
もっと意識したいと思いました。(K・W)
・冬になり、日頃から、肩周辺の肩凝りがひどく、
首がまわらない状態でした。
体操の前半、そのことも要因していたのか、
まったく体が固く苦痛でした。
やはり、日頃から体操をし、身体に貞(き)いておかないと、
心も身体もバラバラになると改めて感じ、考えさせられました。
(T・A)
・今回は初詣の気分で教室へ行きました。
4回前くらいから、前半の座ってする動きの時、
祈っているような気持ちがして泣きたくなります。
「後ろにょろ転」は、前回の教室の大久保さんの話を踏まえて、
ためしに、無理にやらない事にしてみました。
変更(変化)を厭わない、の話が印象に残ってます。(M・O)
● ワルツ
ワルツのこともブログに書かれています。
「ここで踊っている人たちとの「つながり」でした」
⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/noguchitaisou/diary/201101110000/
・ワルツ、おもしろかったです。
心もからだも、嬉しくなりました。
ワルツの後は、いつもよりなめらかに体操が(からだが動きました)
できました。(T・K)
・久しぶりで、かたいからだも軟らかくなったような気がしました。
(K・S)
・いろいろな思いがけない動きで、ワルツも楽しかった。(A・N)
・ワルツでは、一瞬ぼーっと踊っていることができた時が
あったように思います。
問うことも、きくことも、苦手。
私には問いがナイのでは・・・とすら思ってしまいましたが
自分に問いをきいてこなかったのかもしれません。(A・S)
・ワルツのとき、最初、ステップに気がとられたが
途中から、気持ちを前向きに窓の外の青空に届きそうに
手も大きくまわすよう、おおらかに振まっていったら、
足のステップが気にならなくなった。
30分もしたら、次にどのように変化するか、楽しみではあるが。
(M・K)
・1年半ぶりのワルツは、十分に楽しめませんでした。
まだ解かれていない。(N・M)
・ワルツは、気持ちよくできましたが、酔いました。
(自分に酔ったのか、回転の動きに酔ったのかわかりませんが・・・)
(Y・M)
・ワルツの時間は、久々に体中、汗いっぱいかいて、
大いに発散できました。
普段、踊りとは縁がないですが、意外と好きなのかもと思いました。
(M)
・ワルツはやはり以前にやった…かもしれませんが、
前の時はワルツではなくて、なんかの苦行みたいなものだった、
と記憶してたようです。今年のジングルベルが楽しみなような
怖いような…。(M・O)
・ワルツのかけ声が、・・・かわって声かけをしてあげたいような
誰かかわってあげてーと思ったり・・・。
でも同じリズムで声をかけていただき、とっても動きやすかった。
有難うございました。(A・N)
・前半、体操に集中できなくて申し訳ありませんでした。
ワルツを踊っている途中から気持ちが切り替わってきて、
後半は前向きに取り組めました。
私の状態に気づいて下さって、ありがとうございました。(T・A)
● 四つん這いの動き
・四つんばいで歩いた時に、今まではやはり、
こうしなければこうならないと思っていたと思った。
それが本当に事実として、そうなんだと思った。
(G・O)
● 腕立てはずみ
・腕立てはずみは、最初と比べると、ずいぶん進歩したと感じ
うれしく思いました。(M)
・腕立てはずみは、やはり筋肉でやっていましたか?
はずみでするのは、やはり難しいものです。(M・K)
・腕立てはずみはでは、肩甲骨の間と、
腰のあたりの筋肉をつかおうとしていたのかもしれません。
人からいわれて、自分がどのような動きをしているのか知れて、
次に生かせるなと思いました。(T・A)
● 7期の抱負など
・いっぱい周りの目が気になりました。(毎度のことです)
でも、一番気になる視線は、私自身の目だったような気がします。
もう1人の自分がいて、はなれたところから見ています。
これは小さいころからですが、毎回言われる
「自分の内側を見つめていればいい」
そのみつめる私は、
どこでみていて何なのかよくわからなくなりました。
(A・S)
・しんどいところ、つまづいたところで立ち止まってみる。
猛ダッシュしないことかな? あせらず。(A・S)
・「頑張らないけど、諦めない。」(N・M)
・今年は、口を開く=からだを開くことを目指します。(K・W)
・野口体操で経験したことを自分の本業に生かすのが目標です。
徐々にできつつあると感じています。
大久保さんのレッスン、受けてみたかったです。(N・U)
● その他
・今日もとても楽しかったです。(T・K)
・正月休みでなまって、ゴチゴチだった体が
少しほぐれてきました。(N・K)
・今日、JRの電車を降りる時、足をふみはずし、電車とホームの間に
片足を落としてしまったのですが、
今日の教室は、最初から最後までおもしろく、
からだがのりでるような、はずみがつくような感じがしました。
人の動きを見ることや、言葉のことなど、勉強になりました。(T・K)
・今日の場所が駅から近く、個人的には大阪駅からも近く便利なので
また使用していただけたら嬉しいです。(N・U)
・このクレオ西は、とーっても便がよかったです。
今までで一番、うれしいことでした。
今年もよろしくお願いします。(A・S)
・11月から急に(特別なことはなにもなく)忙しくなり
12月に入りなんだか余裕のない気持ちが続いています。
体は全く元気ですし、毎日の時間(起きる寝る)も変化なし。
ちょっとゆっくりしたいし、夜もほとんど出あるけないので、
暗くなると早く帰りたくなります。
年のせいかもしれませんが・・・。(A・N)
● 高岸先生、スタッフに
・私もぎっくり腰をやったので1ミリも動けない、の話は
実感を持って頷きました。
野口体操の水袋の考え方もですが、その頃先生から聞いていた
そんな時は
「口角を(自分が分かる程度でも良いから)上げてみる」が
すごく効果があったのを思い出しました。(M・O)
・いつもありがとうございます。(M・O)
・風邪などひかぬよう、ご自愛ください。(M・K)
・楽しかったです。
有難うございました。(N・U)
・今年もよろしくお願い申し上げます。(K・S)
・お元気な先生な姿を見る事が出来、よかった!
今年も一年、よろしくお願いいたします。(M・M)
・高岸先生のお元気な姿を見て、安心しました。(M)
・元気なお顔をみれて、良かったです。
今年もよろしくお願いします。(N・M)
・いつもお世話さまです。(M)
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これからも、じっくりと貞(き)いていけますように。(すがの)