12月です。
いよいよ、7期の折り返し地点です。
今回は、どんな体操ができるのかな?
細かく丁寧に貞けるかな?
そう思って楽しみにいましたら、
朝になって、携帯電話に、
高岸先生からの着信履歴が入っているのに気がつきました。
改めて、高岸先生に連絡してみると・・・
「インフルエンザのため、高岸先生がお休み」 ということと
「助手で来られていた大久保さんが、代行をされる」 という事実が
知らされます。
大久保さんの語られること、そして動きに
意識を集中し、じっくり「貞く」ことを試みました。
大久保さんが
ホワイトボードに書かれた言葉は、次の2行でした。
「ていねいに貞く」
「ぶらあがる」
そして、ご自身の言葉で話されます。
「野口先生の野口体操でもなく、
高岸先生の野口体操でもなく、
今まで自分がやってきたことを、ここでやっていきます」
4回目の教室は、始りました。
【今回のテーマ】
「ていねいに貞く」
「ぶらあがる」
【 今回やられた動き】
「おへそのまたたき」
「後ろにょろ転」
「やすらぎの動き」
「四つん這いの動き」
「波の動き」
そして、みなさまの感想です。
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● 大久保さんとの野口体操
動きの中からの理解です
・「じっくり味わう」「身体が求めることを貞く」ということが
大久保氏の実感で、「ふ」に落ちるところがあり、有意義だった。
しかし、じれったいほど、ムズかしいものだと思う。(M・K)
・今日は、いい動きへの「努力」の中身
= 「気持ちのよい方向」 と 「ひたすら貞く」
ということを教えてもらいました。(K・W)
・開脚して、右のお尻、左のお尻に乗り換えてくところ
左、左前、前、右前、右、右前、後ろ、左後、左
8つ、方向を細かく感じたり、円を描いたり
細かく丁寧に、動いていくところが面白かったです。(K・S)
・自分の上半身までは水袋になり、骨盤周辺で
とどこおっているのが、明確になりました。
後半、通りはじめたのが、嬉しかったです。
大久保さんの説明のおかげです。ありがとうございました。(M・A)
・学校の勉強が忙しいからということを理由に
身体を動かしていなかったので、
最初はカチコチした動作でつらかったです。
少しずつでも身体の力を抜いてあげたいなあと思いました。(T・A)
・動くときに、大久保さんの中で
重さが今、どこを流れているのか? が聞けてよかった。(K・S)
・大久保さんは、体操をするとき小さなことにこだわって
ほんとうなのか? どこにいるのか? 問いながら
確かめていかれていると話されました。
私たちに教えてくれるときも、とてもゆっくり丁寧に
すすめられたので、今まであせりがあって
「それっ!」「えいっ!」と、やっていたところにストップを
かけてみたら、見事に腰部分の鉄板ぶりが明らかになりました。
腰と肩は板です。
そこでムシせずに、貞いていくことが途方もないように思えて
一生できんだろう・・・と落ち込んでいくような気もちにもなりました。
大切なことが、そこにあるかもしれないのに、
なぜいつもあせるのか?
部分は全体。そういう私は全体につながってるなぁと思った。(A・S)
● 大久保さんの言葉からも、新たな野口体操の魅力に出会いました
・今日もおもしろかったです。
高岸先生がお休みされていたのが、お会いできなくて残念でしたが
大久保先生の体操も、とてもヒントがたくさんで、
おもしろかったです。
からだに貞くだけでなく、地球に話しかけるということが新鮮でした。
ありがとうございました。
静かに、あきらめず、聞き続けるということも、
おもしろいと思いました。(T・K)
・作用反作用が行ききするという説明がおもしろかったです。(N・K)
・地球と濃密に対話するとか、
身体の内部の動きをとぎれずに貞くなど、
あらためて説明を受けて、今後の練習に生かしたいと思いました。
(Y・M)
・大久保さん、長丁場おつかれさまでした。
足していかずに引いていく説明、わかりやすかったのと
続けていく上での指針になりました。
これからもよろしくお願い致します。(M・M)
・大久保さんが、身体の内部のことを細部まで感じながら、
野口体操を行っているということを、言葉の選び方や表現の仕方で
すごく感じました。
大久保さん自身が、
体験をして感じてきたこと、気づいてきたことですから
言葉に重みがありました。とても勉強になりました。(T・A)
・大久保さん、ありがとうございました。
いつもとは違った体への語りかけがあるのが
判ったように思います。(H・U)
● 今回の教室全体の感想です
・最初は、高岸先生がお休みということで、
残念な思いが強かったですが、終わってみると
今日は今日なりに充実したいい時間だったと思います。
大久保さん、お疲れさまでした。 (H・T)
・高岸先生がお休みと聞いて、びっくりするやら心配やら・・・
でも、大久保さんがしっかり代理をつとめてくださり
充実した時間が過ごせました。
でも、やっぱり先生の「りん」としたいつものお声が
聞かれなくて残念です。(M・K)
・大久保さん、ありがとうございました。
二年生が一年生に・・・と、もう少しお兄ちゃんが
教えてくださったようでした。
体験から語ってくださることがほとんどでしたので、
とても理解しやすかったです。(Y・S)
・先輩から学ぶ楽しさがわかりました。
できなかった事ができるようになる過程を伺い
改めて、ヤル気がでました。
あきらめずに続けると、大久保さんのようになれるのだと信じ
学んでいきます。
「水びたしになる」という表現が新鮮で、好きになりました。(M・A)
● そして、「伝える」ということ
・教えるということは、知識を伝えるというよりも
身体にあるものから出していくものなんだなぁ〜
大久保先生がていねいにご自分を出そうとしていたのが、
よい教室の時間になったのだと思います。
ありがとうございました。(K・W)
・後ろにょろ転のとき
ごろんと横になって、腰のあたりから背中に流れていくところ
「えい」 じゃあなくて
自然と流れるという意味の言葉かけを
「味わって、通り道を探す」っておしゃって
その言葉のあと、寝転がって、足をぶらんとあげたまま
そこから先に進めなくなった人が多かったことに驚きました。
私は、どうしたんかな? と思ってたけど
大久保さんは、「ああ、味ったら、動けなくなるんですね」 と。
その言葉を聞いて、なるほど
大久保さんの経験から出てきた言葉なんだな
自分の経験があるから、人のことも
手に取るようにわかるんだなと思いました。(K・S)
・教え手は、例え自分の事を語っていても、普遍的に、というか、
相手を自らの方に引き寄せるのではなくて、
「自分」の範囲を、相手を包み込むほど拡大していないと
いけないのだなあ、と思いました。
野口体操は、実は相反するものを
同時にやっていこうとする体操なのかな。(M・O)
● 体操を通じて、大久保さんの人柄も伝わっていました
・大久保先生の成長ぶりに、とても驚きました。
これからも、野口体操を通じて、感覚を磨いてほしいです。(T・A)
・不測の事態によく対処されたと思います。
大久保さんも、お疲れ様でした。
ただひとつ、生徒さんのペースにまきこまれると
伝えられなくなってしまうので・・・。(N・M)
・大久保さん、突然の出来事にも関わらず、お疲れ様でした。
人間として真っ直ぐな人ですね。見習いたいです。(M・O)
・大久保さんはちゃんと、自分の野口体操を伝えられたと思います。
それぞれに自分の価値観があるように、野口体操があり
生きるよすがとしていることを
大久保さんを通じて実感することができました。(N・M)
★高岸先生のご好意で
今回の分を3月に1回増やして、再度教室を行うこととなりました。
・思いがけず、もう1回増えることになり
ちょっと得したようなうれしい気持ちです。(M・K)
・3/12(土) 参加希望です。(M)
● 今後の抱負
・無駄な力を抜けるようになりたいです。(H・T)
・継続するのみです。(N・M)
・たえず、要領を確かめる体操であって欲しい。(M・K)
・一回ごと、新しく貞く、ことです。(Y・S)
・野口体操だけでの抱負ではないけれど、
心を開く、という事をやって行きたいです。
それには野口体操の持っている哲学や思想が
役に立つツールの1つのように感じてます。(M・O)
● 高岸先生へ
・早くよくなってください。(N・K)
・お大事になさってください!(T・K)
・先生、早くお元気なってください。(M・K)
・くれぐれも、身体にお気をつけください。(M・K)
・高岸先生、無理なさらず、
健康の回復を第一にご静養ください。(H・T)
・先生、お体大切に。
早く良くなりますよう祈っております。(M・M)
・3ヶ月ぶりに、お目にかかれると思っていたので、残念です。
どうぞ、お大事になさってください。
お元気な顔を、新年見れることを楽しみにしております。(M・A)
・調子を崩されているというのをお聞きして、心配です。
お大事になさってください!
でも、3月また教室があるということで、
(お手数をおかけして、申し訳ないですが)嬉しいです。(T・K)
・先生、調子が悪ければ、いつでもお休みして下さい。(M・A)
・どうぞ、お体お大事になさってください。
またお会いできますことをたのしみにしています。(A・S)
・高岸先生お大事に。(M・O)
・来年もお世話になります。(K・W)
● スタッフにもお声を頂戴しています
・スタッフのみなさま、いつも感謝しております。(M・K)
・おつかれさまです。
いつもありがとうございます。(M・A)
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ありがとうのお言葉をいただいていますが
こちらこそ、皆さまに、ありがとうございますとお伝えします。
おひとりお一人の、静かな情熱と取り組みのお蔭で
大阪の教室を、ここまで継続することができています。
これからも、よろしくお願いします。
また来年、みんなで元気に、一緒に体操ができますように。
それではみなさん、よいお年を。 (すがの)